112ccと102cc

cylinder
50Sのノーマルクランクのストロークは43.00mm
VespaGPのレギュレーションもクランクは43.00mmのままでとなっているようです。

ボア径の指定は別段されていないようですので・・・
車輌作製時のシリンダーキットのチョイスは
75・85・102・112
辺りが一般的でしょうか。
(今シーズンエントリーされている皆様の仕様は102ccか112cc)

それぞれ43.00mmに対してのBSRは、
50cc: 1.1197 (ボア38.4mm)
75cc: 0.9149 (ボア47.00mm)
85cc: 0.8600 (ボア50.00mm)
102cc: 0.7818 (ボア55.00mm)
112cc:: 0.7478 (ボア57.50mm)
という感じなる。
フライホールやチャンバー等、同一仕様ではありませんが、
今まで乗った中で、エンジンとしての素地が好印象なのは75cc(ほぼスクエアレシオ)
絶対的なパワーやトルクは排気量なりですが、
パワーバンドも広いし、高回転域のトルクドロップも穏やかでしっかり伸びてしっかり回るイメージ。

活字チューニング的には上記の数値を眺めてロングストロークとかショートストローク的な話もできますが、ストローク43.00mm固定で、そこからボア径を拡げて「このエンジンはオーバースクエアなショートストロークエンジンです」と表現するのは不自然。
ボアだけを拡大していっても実際にはそれが相加的には作用しないはずです。
おそらくスクエアレシオから外れないボアストローク構成が、バランスのよい良好なエンジン特性を示しそう。

今組んでいるマロッシ社製112ccシリンダーは、「ググッと」と車体を積極的に前へ出してくれます。排気量が効いている感じです。が、各回転域でのムラが大きくて、乗りやすい乗りにくいで言うと乗りにくい。(想像とは全く違っていました)
ボアストローク比は0.7478
知識が無いのでその是非はわかりませんが、ボアストローク比的には偏った状態とみることが出来ます。
その観点からはこの112ccシリンダーはイケてない。
+10ccのキャパシティを良い方向に生かせていない。
セッティング技術・ライディング技術ともに乏しい私には合っていないっぽい。

ストリート仕様とは異なり、速さ以上に乗りやすさが効いてくる。
スプリントレースとはいえ、体力の無いオッサンが12周をラクに確実に走れる車輌を作る必要があります。
次戦は112cc仕様のまま走りますが、すでに102ccのシリンダーキットも確保済み。
3戦目以降に向けて両者を比較しながらセッティングとライディングの両方で使いやすいキャパシティのシリンダーを組もうかなーと思っています。

<おまけ>
シリンダーだけでなく、クランク・ポート・バルブ・チャンバー・キャブ・フライホイール・・・と、詰めていく場所はまだまだあります。
ある程度はね・・・と思っていたけど予想以上でした(笑)
現在チビチビとパーツを収集中。

<おまけ2>
数字遊びという部分では・・・
ボアだけを拡大せずストロークも拡大するとボアストローク比が崩れない。
例えばクランクストロークを51.00mmにすると・・・

ボア50.00mm×ストローク51.00mm
BSR1.020
排気量100.138cc

ボア55.00mm×ストローク51.00mmで、
BSR0.9272
排気量121.17cc
になる。
数字上はどっちもバランス良さそうです。

This entry was posted in 50Special. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA