Monthly Archives: 6月 2016
Unita化 その2
今日はお店でイタリアモノのPX125モンテホワイトを駆るFSNOさんと待ち合わせ
一緒にUnita化を計ります。
まずはプレートから・・・・
デジタルノギスを取り出し、本物と寸分違わず貼ってやりましょう!と意気込んでみたものの本物が余裕で曲がって装着されていました(笑)
それっぽい雰囲気を出す為にマスキングテープで位置出しをしてみました。
FSNOさんは125のプレートを貼ります。
PX125のUnitaは正規では全く輸入されていないので、そういう意味ではレアですよねー。
(私的にはホントは間違ってオーダーしたwwww)←FSNOさん グラッチェグラッチェ(おっす)
さて、本題のイタリアーノトリコローレにかかります。
パッキングを開けてみると切り抜いた台紙にデカールがマウントされています。
なんだ簡単じゃんと思って作業を始めるも・・・・
いきなりAnniversario dell’Unità d’Italia公式デカールでスタック。
台紙通り貼ると思いっきりベスパエンブレムに掛かる(笑)
本物を見るとベスパエンブレムはかなり下に貼られています。さすが!
オヤカタは「いやーホントに1台1台全部貼ってる位置が違うんですよー困っちゃいますよねー」
と素通りし、
整備長は「台紙はね台紙だから。ベスパの場合そういうことは気にしない」
とイタリア人みたいな事を言って我々を諭します(笑)
まー私自身もそんなに気にしないので、それっぽいところに貼って作業を進めます。
要するに本物は全体にイタリアーノトリコローレを貼ってからベスパエンブレムを付けているということですね。
左側は台紙通り貼付成功
サイドカバーのPX150エンブレムはギリギリセーフ
FSNOさんのPX125エンブレムもオッケーだったようです。
しかし、右側のサイドカバーは全然ダメで、ベスパのエンブレムが本物に比べ相当前に貼り付けられています。オヤカタにエンブレムの在庫を尋ねたところ「ありますよー多分!」とのこと。
おぉぉーラッキー!
エンブレムを剥がし、デカールを貼ります。
貼付byFSNOさん….
こんな感じ。これはFSNOさんのサイドカバー。
頭の悪い私はサイドカバーを外さずに直貼りして、微妙に失敗しました(笑)
デカールのカットラインに合わせてベスパエンブレムを貼り付けて完成
万全を期すためにはトリコローレイタリアーノデカールとレッグガードとサイドカバーのベスパエンブレム、PX150もしくはPX125エンブレムを用意してしておく必要があると言うことですね。
3台並べて撮影してみました。さー本物はどれでしょう?
私はシートも交換して、Unita化完了しました。
<おまけ>
気にしないと言いながら機会があればレッグガート部分の公式デカールとベスパエンブレムの位置は貼り直しをしたいと思います。まー並ばないと判らないんですけどね。
ならんでも個体差が著しいので、気にして髪の毛が抜けたりするのは本人だけという説もありますwwww
Unita化 その1
ユーザー納車整備もあらかた終了しましたので、次の遊びの準備を始めます。
海外業者様へパーツナンバーを指定して・・・・
コレと・・・
コレを取り寄せ・・・(間違えて125CCを指定しまいました。)
150を新たにお取り寄せしてして、すでに到着済みです。*画像無しwww
ビアンコモンテのPXなので、150°Anniversario Unità d’Italiaをパクりますwwww
Unita化にあたり必要なパーツは・・・
①Anniversario dell’Unità d’Italia公式ロゴ+トリコローレイタリアーノデカール
②ピアジオ社の記念ロゴプレート
③専用シート
の3点。
デカールとプレートは簡単に入手出来たのですが、シートはパーツ番号を拾うのに手間取りました。
到着www
トリコローレイタリアーノなストリップが縫い付けてあります。
あとは普通のEuro3のシートです(笑)
費用対効果を考えるとかなり微妙でしたwwww
シールだけっていう車輌は結構あるそうですが、それだと本物感が無い(笑)
当時、150°Anniversario Unità d’Italiaの購入者向けに販売されたヘルメットも入手出来ればなお理想的なのですが・・・・・
どっちにしても2代目PXは道交法適合パーツが装着されているので、すぐにパチモノだとバレてしまいます。
パーツリストを隅から隅まで見ましたが、このシートベルト単体ではパーツで出ません。
手芸店に出向くと見た目遜色ないストリップが10mで1000円以下で売られています。
スタンダードのシートベルトを入手してクルッと「コ」の字状にして縫い付ければ、100台分は作れる?という妄想にも囚われましたが、パチモノのパチモノはパチモノなのでヤメマシタ(笑)
<オマケ1>
次回のAnniversario Unità d’Italiaは50年後の2061年ですので、PXは新車で売ってないし、自分も確実に死んでいるはずなので、150周年野郎を気取って楽しむことにします。
ボディにシリコンオフしまくってピタッと貼ってやります
<オマケ2>
以前の代理店様時代にはデカールは入手出来たようです。(バラ売り&超高額だったらしい)
PGJ様になってからは不明。合致する車台番号等が必要になるとかかもしれません。(未確認)
私は、すべて海外業者様より入手しています。
フツーにパーツナンバーを検索して買えました。
まーこんなことする人はいないと思いますけどね(笑)
Vespa PX150 Euro3 ユーザー納車整備www その17
本来は試走前に行う作業ですが・・・フロントブレーキ回りです。
ホイールを外します。
キャリパーを固定している2本のヘックスボルトを緩めてキャリパーを外します。
パッドを固定しているピンを抜きブレーキパッドを外します。
ピストンの動きやシールの状態を確認します。
こんな感じ。
<フェロード社製なんですね。>
面取とすり合わせをしてからバックプレートにシリコングリスを塗って再度組み付けます。
あとは、ブレーキフルードの入れ替えをして完了です。
Vespa PX150 Euro3 ユーザー納車整備www その16
オイルポンプの駆動とオイル吐出は確認しましたが、エンジン各部への確実な潤滑を期すためにガソリン給油の初回・2回目は2ストオイルを2%混合します。
ブレーキフルード交換等の作業が少し残っていますが、ひとまず試走してきました。
シフトやブレーキの動作は問題無さそうです。(ハンドルちょっと曲がってたwww)
エンジンは燃調が濃いようで、全域でベロベロベロベロとフケが良くない。
キャブレターに標準装着されていたジェットはスロー#55・メイン#160でしたので、スロージェットの番手を少々落として見る感じですかね。
備忘録:ミクスチャーは全閉から1回半戻し ナウwww
<つづく>
<ご連絡>
FSNO様 私の方も変身準備がようやく本日整いました。
タイミングを見計らって実施しましょう!
スケジュールご教授下さい。
Vespa PX150 Euro3 ユーザー納車整備www その15
さて、ユーザ-納車整備も佳境です。
シフトワイヤを張ります。
張った後の調整の事も含めて、ジャッキアップします。(大事です)
ワイヤガイドプライヤでワイヤを張ってからエンドストッパで位置を決めます。
カチッと動かそうと気負って鬼張りするとシフトシステムはスムースに動きません。
ワイヤ固定後、リヤタイヤを動かしつつ、シフトを入りをチェックします。
仕上がりが不明だったので、オヤカタにチェックしてもらいオッケー風との事でしたので作業終了
ワイヤ切断部はハンダを流し、シフト機構に便宜上ベタッと塗られたグリスは洗い流し、エンジンケースとの接合部にナナナナを充填します。
一通りの作業が終了しましたので、フライホールカバーやシリンダーシュラウド等を元へ戻します。
(あ、画像左下が整備長様が・・・www)
ミラーやシートナンバープレート等の補機を組み付けて納車整備はひとまず終了です。
<つづく>