Monthly Archives: 2月 2017

50S クランク加工 その1

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PXの納車整備に続く第2弾「トーシロー、初めての50Sを組む」がいよいよスタート(笑)
本日、お店にはApeがピットイン。
見切れてますが、その傍らで作業を進めます。

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まずはクランクの加工からスタート。ノーマルのクランクとコンロッドとピストン

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シリンダーキットの説明書を見るとこんな図が・・・・
文章はわからないのでスルーですが、15mm削れって事ですよね。

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加工前のクランク

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バルブ面も左右端から15mm
ちなみに、クランクの加工は1度もしたことありません。まー初めてエンジン組むわけですからねwww

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側面もそれっぽくガイドラインを設定しました。

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まずはサンダーでシェイプしていきます。

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こんな感じ(上のチマチマ削っているのが私で、この溝は神の整備長施工www)

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その後、ディテールを出していきます。
ひたすら削る(笑)
数時間延々とカーバイトバーを廻します。
初めてだけにまったくイメージがつかめない。
バルブ面をなるべく傷つけないように注意しながら作業を進めます。

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とりあえず今日はここまで。
形がうまく出ないところやサンダーの溝を追い込みきれないところが残ってます。
カーバイトバーだけなので、形を整えたらペーパーコーンで粗研磨をします。

<続く>

<おまけ>
本業の資格取得時適性検査において、「立体感覚無し」のレッテルが貼られています(笑)
端的にはセンスが無いってことですかねwww
二次元を三次元に変換する基本的能力が無いのでしょう。
大まかな形態付与で良いとはいえ、失敗するとクランクが使えなくなるだけに緊張します。まー面白いですけどね。

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白糸スピードランド

本日は白糸スピードランドを貸切で遊びます。
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スモールの純正オプションじゃないのか?と思うぐらいのセレナ率です。

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富士の裾野に向かうにつれ、景色は白くなります。温度計は氷点下1℃。あれ?

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白糸側はオッケーでした。

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9:00よりエンジンに火を入れて良い感じなので、まずはコースインスペクション。(僕はお茶飲んでましたけど・・・)

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いつまでたっても自分のスモールを組み上げないので、本日はお店のレンタル車両。
75ccシリンダーのキャブ+チャンバー仕様。
2速固定でグルグル回れるので楽しいです。
トップスピードや加速もマイルドなので不安なく乗れます。
整備長から「このシリンダーはもっとーギューっと引っ張って大丈夫だから!!ギンギンでいっちゃって!」というアドバイスを頂きました。
当初、ここがレブピークだろうと思っていたところからフルスロットルを維持すると、そこからもう1つ伸びます。

ホントだ!!
このシリンダーっていう表現が深いです。シブい・・・・

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スピードセクションはほとんど吹け切ったままなので、各コーナーでの丁寧さが効いてきます。
LAP41でコースインして最終周がベストタイムでした。
50秒台に入ったのを確認して終了。
充実の自己満足です。楽しい。

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さて、こちらはFSNOさんのスモール
102ccシリンダ・キャブ+チャンバー(ノーマルフライ・ノーマルミッション)
ピナスコのニューデザインシリンダーです。
75ccに比べると非常にパワフルで、白糸では3速までばっちり使えます。
フライホイールがノーマルなので慣性がしっかり効き、挙動がマイルドで非常に乗りやすい。
(僕もこの仕様にしよーっと・・・)

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LAP55からコースイン。
75ccはYCXですが、こちらはYCY。いわゆるミディアムコンパウンドになります。
ビタッとオンザレール的なYCXと比べるとあまり切れ込まない印象で、車体を立てたままイージーにスロットル開けていけます。
乗りやすい!!
スモールで「とりあえず普通」というボーダーが48秒台との事でしたのでそいつをターゲットタイムにします。
其処彼処でミスはあるのですが、テンポよく走れるせいか全体としては悪くないタイムで周回できました。3速ワイドオープンで大きくラインを描けるので速度もいい感じで乗ります。
すげー楽しい!
LAP63で48.461秒と本日の目標タイムを達成。
インフィールドがいまいちだったので、もうすこし丁寧に詰めればもうちょっと出るかな??と思いつつ1コーナーへ・・・

その時は訪れましたwww

1コーナー→2コーナー→3コーナー(ヘアピン)手前まではストレートのスピードを生かしたまま繋いでいける高速コーナー。
気持ちよく速度が乗るので、通常のラインよりも欲張り気味に脹らんでアプローチをスピードを稼ぐことを目的にパーシャルスロットのままターンイン

転倒しました
(ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!ゴメンナサイ!)
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ローサイドからのハイサイド。
左側をガリッとしてから、ひっくり返って右側で滑走。
ヤッテシマイマシタ・・・・

パーシャルスロットはリヤタイヤバタつき易いので、トラクションの係りが安定しないみたいです。
言われてみればそんな感じでした。
FSNOさん すみませんでした!
(私も可及的早く組み上げますので、おなじ○○○色に仕上げましょう!)

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その後も、皆さんととっかえひっかえ乗り合いっこしながら楽しめました。
次回は私の車両も持ち込みます(予定ww)ますので、是非乗ってみてください。
みなさんアリガトウゴザイマシタ。またよろしくお願いいたします。

<おまけ>
キューっと廻して!!の75ccもみんなでキューっと廻しすぎて途中でエンジンブロー。
親方もセクシーコーナーでセクシーにエアーをキメ過ぎてディスクブレーキのレバーをハンドルバーごと破損。
私の転倒後、TKNOさんがモタード張りの進入スライドで黄色の左側を再度アタック
こんな日もあるのかー!と思うくらいパタンパタンしました。
現時点で全員大きな怪我はありません。
(親方の指は曲がって膨れていますwww)

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PXとバイク保証延長制度

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<ProductRED格好いいですねー>
問い合わせフォームからメールを頂いていました。
PX150Euro3を購入する際に、保証の延長は必要ですか?というお話です。
私見でも参考にしたいという事でしたのでポストしてみます。

個人的見解は
どうですかねー?要らないかなー?
って感じです。

新車の場合、ピアジオの正規車両は2年間保証が付いてます。
メーカー保証を越えてカバー!みたいな文言もあるようですけどまーPXですからね(笑)
むしろ適応除外事項のほうが多々該当しそうで気になるwww

今時の車両と異なり、PXは高度電子制御部品が全くありません。
修理できないパーツをアッセンブリーで複数交換するというようなケースはちょっと考えられません(と思う。)
エンジンやミッションがブローしても、さくっと修理できてしまうので、エンジンケースが割れたとか、フレームが折れたというような全損レベルじゃー無いとエクステンドな保証プログラムが生かせなそうです。
某社のプログラムの規約を参考までに見ていますが、見れば見るほどPXに限っては保証対象範囲が微妙な気がします。
そもそも毎月の掛け金を貯めておけば、通常使用で発生しそうな事象は余裕でカバー出来てしまいそうです。

思い出してみれば私も青PX購入時に強めに薦められた気がします。
(強めにお断りしましたけど・・・)
「PXは古い→トラブル多い→コスト心配→保険必要」的なレトリックなのですが、もともとの車両価格が価格なだけに、費用対効果は良くないと思われます。

私的結論:(全然?全く?)オススメしません(笑)

<おまけ>
と、ここまで書いて気がつきましたが、オヤカタは上記で出てきたような外面の良さを押し出した商品では無く、ベスパのためのサポートをショップ独自でやってました。

スクリーンショットで一部を抜粋してみると・・・
スクリーンショット 2017-02-08 18.23.52
延々と掛け続けて、いざ使おうと思ったら「その部品には適応できない」となるよりもベスパ専用の保証プログラムのほうが売る方も買う方もお互い無駄がなさそうです。
バイクの場合、都度発生する工賃も気になるからこういうプログラムのほうが気が楽な気がしますねー。
*私は日頃の素行不良と癒着が過ぎるため、プログラムに加入できない不良物件に指定されています。(オレンジ様は加入できるんですかね?www)
そのため詳細は把握していません。
正確な情報をご希望の場合、お店への問い合わせをよろしくお願いします。
以上!!

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Vespa PX150 Euro3 生産中止はいつ? 2017年2月版

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<ワザとへんてこEuro3画像を入れてみるwww>
関連ポスト
ーVespa PX150 Euro3 生産中止はいつ?ー
へのアクセスがとても多いです。
情報が古いので「改めて・・・」と検索してみますが、日本語ベースでは自分のページがヒットする(笑)←使えねー

にわかベスパ野郎の戯言なので話半分以下でお願いしますが、
<国内で小耳に挟んだウワサwww>
・2016年12月に本国でのPX生産ライン停止(GTS250も)
・日本へは3月の船が正規輸入の最終ロット(150台)
・販売期間は国内在庫無くなるまで継続(新車保証は購入日から起算されるということでしょう)
・70周年記念モデルの正規輸入はなし(実際に船が着いてみないとっていう話もあり)
・正規以外でも全国の並行輸入ショップでも買っているらしい(多分、関東では○富さんとかだと思う←伏せても伏せなくても同じじゃんwww)
<国外から小耳に挟んだウワサwww>
・彼の地では普通に70PX絶賛販売中
・生産中止の話は特に無し(フェードアウトでもあまり気にしていない可能性あり)
・シンガポールではこれから正規販売するとか?しないとか?(無くなった正規店がまた出来る?というだけかもしれません。そこでもPXは買えるという意味だと思う。
・ベトナム?orどっか?にラインが移ってアジア向け(除く日本・韓国)に売り続ける(彼の地のベスパ正規代理店オーナーからの伝聞未確認情報)

いずれにしても、日本での正規販売は150台の在庫が最後って事らしい。
従前の年間登録台数から考えると、「1年くらいは在庫あるんじゃん!」(←複数ベスパマニア様の予測)というご意見もあります。
Euro3に限って言えば中古もありますしねー。
一方で、最後の2ストハンドチェンジということで、フタを開けてみないと解らないという意見(無い物ねだり市場になると予想)も多いので、結論は無さそうです。
うーん 悩ましい。

<おまけ>
生産中止と思いながら、パーツリストを見ていると、なんとなくフレーム本体を確保しておきたくなります。
(好きな色に塗って保管しておきたいwww)
ほかのパーツは突然無くなったりしないはずなので・・・。

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グロメット

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<あれ?オレンジ様見切っちゃってるじゃないですか!>
昨日は、午後からお店に出動。
そろそろ皆勤シーズンになりましたので、まずは毎日お店にいれるような体作りから始めたいと思います(笑)

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オヤカタには「今日はクランク削ります!!」って予告したのですが、
到着してみると整備長もいらっしゃらないし、雨で車両が店内に格納されていたりして、空気が「整備」って感じじゃー無い。

結局・・・
白PXの燃料コックを支えているグロメットがボディ内側に脱落してしまったので其奴を救出しました。(あとはオレンジ様とコーヒー飲んでましたwww)
横着して姑息的な手法から始めたのですが、結局ピックツールでは引き出せず、タンクを外して復元。

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日頃、すごく気をつけながらコック操作をしているのですが、グロメット自体がホントにフニョフニョで簡単に外れちゃいます。
しばらくしたら硬化するかな?とも思ったのですがその気配は無し。
ここだけは無くてオイルインジケータやサイドカバーのゴムもかなり軟らかい。
そのせいか、すぐにボディに黒いマークがつきます。拭けばとれますけどね。
(最近のEuro3は全部フニョフニョラバーのようです)

<おまけ>
復刻直後の2012年式と2016年式だと、同じPXでも細々仕様が異なります。
どっちが良い?というような判断はしかねるところではありますが、イタリアン度にこだわる人は2011年に近い年式がベターですかねー
まーEuro3は中華パーツなモデルなので、大差は無いかもしれませんが・・・

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