278ccと244cc

Vespa GTS300 SuperSports
<本国仕様のGTS SuperSport 300ie ABS>
GTSが全て300表記に移行しました。
34ccの排気量差、ボアで2mm・ストロークで3mm異なる訳ですが、エンジン構成や吸排気系を含めて基本的に変わっていません。
日本でも、本国と同様にどこかのタイミングで300ccに移行するはずですが、
現状、250cc(244cc)と300cc(278cc)が並行して販売されています。
価格的にも大体同じ(むしろ装備が良い250の方が高い)。
ロードマップ的にはマイナーチェンジもしくはリファイン的な位置づけになるんでしょうかね?
追記:と思ったのですが、日本では車検の問題がありましたねー。125ccと150ccと同じように250ccを廃止してしまうと、レガシーベスパは車検がマストになってしまい販売的にはダメな部分も出てくるでしょうからユーロ圏外仕様として継続されることでしょう。多分ww

125ccと150ccは排気量差というよりは免許区分が効いてきますので、あまり話題にはならないような気もしますが、ビッグベスパの34ccの差はどうなんでしょう?
地味にアジアなオートマベスパに乗っている私的には・・・

カタログスペック上は同じ21.5馬力で34ccの排気量差がある250と300ですが、
300のエンジンは落ち着きがあります。パワーの出方がエレガントで、路面負荷の影響を受けず、低回転から高回転までリニアに回り、ススーっと前に出ます。道路に食われない感じでしょうか。
250の方が回る感じがあって、体感的にもググッと加速があるのですが、低回転~中回転域のトルク特性でしょうか?300に乗ってから250に乗ると思いの外、線が細いのに気付きます。
おそらくトップスピードは殆ど変わらないと思いますが、そこまでのフィールは断然300の方が良いです。
スロットル特性はECUセッティングの様な気がしないでもないですが、パーシャルでも全開も300の方がメリハリがしっかりしているので、乗りやすいです。
数字で見る排気量差よりも明確に差がありますので・・・
300にしておいたほうが、良いと思われますねー(笑)

私自身は中間クラスの排気量には触手が動きませんが、ビッグベスパはボディサイズに対してのパッケージングが秀逸ですよねー。大と小を兼ねたい方にはベストチョイスな気がします。
(市街地でのすり抜け&路駐wwもできて、高速道路120~130kmでラクラク巡航もできて、ワインディングでグイグイ走ることも出来る)

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