PX150Euro3 プリロード調節

Vespa PX150Euro3
PXは前後ともマロッシ社製RS24サスペンションキットに換装しています。
コンプレッションダンピングを24段(実際は18段?19段?www)調整出来るのと、プリロードの変更が出来ます。箱から出してポン付けするだけでも路面追従性が格段に良くなります。かなり乗りやすくなります。価格が高いのだけがネックですが、オススメです。

Vespa PX150Euro3
フロントのプリロードを約10mm落としてフロントの相対的な車高を下げてみました。
加減速やコーナーリング時にフロントタイヤをうまく使うというか、きっかけを掴みやすくするというか、その辺をちょっと模索中。(上げたり下げたりしてます)

PX150Euro3
前後の重量配分が良いオートバイと異なり、スクーターなPXはエンジンや燃料タンク(ライダーもwww)等、重量物が後部に集中しています。
もちろん普通に乗るのに何か支障があるわけではありませんが、ピューッと走ろうとして速度を上げたり、コーナリングで荷重がかかるとアンバランスな部分が目立ち始めます。

個人的におっかないのはフロントタイヤに乗っかれないこと。

コーナー進入時のスロットルオフやブレーキングでフロント側へ荷重が移動しますが、もともとが軽いせいなのかフロントタイヤを圧す感触が薄い。
旋回中にアンジュレーションを拾ったりすると、そのまますっぽ抜けてしまいそう。
(参考:キックレバー曲がる事件www
オートバイ以上にしっかりと体重移動をしてフロントタイヤに荷重を移して、バンク角を抑えて上からしっかりとタイヤを押さないとイケない!!というイメージは持っているのですが・・・

ベスパグランプリを拝見させて頂いても、フロントに綺麗に載っているのがとても印象的です。
オートバイっぽく乗っている選手と比べると進入の速度やラインがかなり違います。
左右に切り返しながらコーナー3つくらいを抜けてくる整備長動画をスロー再生してガン見してもフロントは「ギュッ」って抑えたまま。
車載動画でも思った以上に前方へウエイトシフトしているように見えます。ハンドルの下にヘルメット突っ込んでますよねーってぐらい(笑)
2次元のディスプレイ上で、これだけ前に出ているってことは実際には相当意識しないとイケない感じです。
っていうかこれはそんな簡単には出来ないぞ!

具体的にはサーキットの練習で実践あるのみ。
プラスで日々のライディングでも心がけて行きたいなと・・・

プリロードの話から大分逸れたなーwww

<おまけ>
プリロードを変更してもバネレートは変わりませんので、スプリング効果は変化しません。オプションでバネレートの違うスプリングもリリースされているので、バネレートを上げてプリロードを下げるってのもやってみたいのですが・・・
モトの場合はそもそも論として乗り手の技量が相当なウエイトを占めるのでまずは練習で(笑)

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