Monthly Archives: 7月 2015

車載工具(2015年7月現在)

R0016879ベスパ屋さんのブログに工具の話が出てました。先日のツーリングは珍しくトラブルが連続したこともあり、路上での応急処置がクローズアップされました。

実は私も工具は持ち歩いています(笑)tools距離無制限のロードサービスも有るし、停まったら素直に呼んでベスパ屋さんに運んでもらうつもりではいますが、ちょっと工具があれば・・・的なシチュエーションでくやしい思いをしたくないようで、結局積んでます。点火系への備えが甘いですけど・・・

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MALOSSI RS24 その2<高速走行>

image150ccの小型モトにも関わらず、ほとんど高速道路上を走っているEuro3です。ちなみにホームコースは超高速仕様の湾岸葛西−本牧間です。(Euro3で湾岸がホームコースという言い切るベスパ乗りは少ないはずwwww)

さて換装したマロッシ社製のショックアブソーバRS24ですが、高速走行時においてもその効果が体感できます。
「真っ直ぐ走っているだけでそんなのわかるのか?」って、わかります!(笑)
トラクションの懸かりがスゴく良くなりました。

ノーマルショックで高速走行をすると路面のアンジュレーションの影響を受けて接地が安定しません。車体が上下に跳ねてしまうので、エンジンは廻っても最終的な駆動力に反映されず、ちょっとした事が失速の原因になってしまいます。

RS24換装後は、跳ねないので収まりがよい。車体姿勢が安定しています。いままで路面に食われて回転が落ち込んでしまった場所でも、エンジン音にムラもうなりも出ず、一定のペースで吹けてくれます。負荷が一定なのがわかる音ですね。そして車輌が前へ前へと進みます。
さらにおぉぉーと思ったのは、下りで全開のシチュエーション。
かなり動きが変わりました。
グッと車体が地面に押しつけられているような気さえしてきます(笑)
CDIの点火カットが入っても一定の感じでスススーっと速度が維持されます。
タイヤが仕事していますねー
スロットルオフ時の、スイングアームの動きもスムースでホントに乗りやすくなりました。
良いですねー

<サンプル動画その2>

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MALOSSI RS24 取り付け

R0016846Euro3への取り付けダイジェスト版です。作業はすべてベスパ屋さんの親方にやってもらいました。私はノータッチです(笑)左がフロントで右がリアです。プリロードアジャスタ用のカニ目は1本ずつ付属していました。

R0016849まずはフロントから・・・
画像ではすでにノーマルショックが外れていますが、スタンドアップしてハブ側のボルト2本を外します。

R0016837

ボトムブラケット部分にアッパーシートが固定されていますのでここも2カ所緩めるとショックが外れます。
R0016844下がノーマルショック。アッパーシート部分を分解して移植する必要があります。
装着は逆の手順でオッケーです。
が・・・・・
アッパーシート側のボルトはフローティング状態なので固定にはコツが必要です。
そして、ノーマルショックに比べショック自体が長いためにハブ部分のボルトを固定する際には仮止めした後、フロントリンクをボトムさせた状態で固定する必要があります。1人での装着は結構難しいかなと思いました。

R0016845ちょっとわかりにくいですが、ハブ側ボルトの位置をそろえると、全長的に20mmくらいかな?思った以上に長いです。不等長ピッチのスプリングが採用されていますねー

R0016852さてリヤですが、ショックのアッパーボルトにアクセスするためにガソリンタンクを外します。(ズラします)一瞬、ナンバー外して→リアキャリア外して・・・・かなと思ったのですが、シートを外して、キャリアの一部を緩める感じで画像のようにズラす事ができました。(と、書いていますが、実際に作業してるのは親方のみです。私は見てるだけwww)

R0016866ショックに付属しているエクステンションボルト(短い方)とノーマルショックから画像のサイレントブロックを移植します。

R0016855リアは倒立風→正立風に(笑)
フロント同様にショック全長は伸びます。

R0016869フロントです。
スタンドアップしていますが、接地状態です。ノーマルよりも伸展方向にリンクが開大しています。

R0016870ケースもピカピカしています。スプリングもホワイトなので結構目立ちます。ノーマル風が好きな私としては、ちょっと目に付きます(かっこいいですけど・・・)

R0016872こちらはリヤ。パッと見はそうでもないのですが、セルモーターとのクリアランスが結構タイトです。フルバンプしたら干渉したりするかも?的なピタピタ感があります。

作業自体は難しく見えませんが、エアツールがあった方がサクッと通過出来そうな箇所があるのと、フレキシブルレンチに代表されるユーティリティ工具を要所で投入する等のノウハウがポイントかなという印象でした。

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ツーリング

image<お顔やナンバーは映ってないぞと・・・>
またまたベスパ屋さんのツーリングに混ぜていただきました。
前日は所用で箱根滞在だったので、わがままを言って途中から合流させていただきました。(ありがとうございます)
富士山の麓をぐるっと回る富士五湖ツアー。
結果的に湖も富士山も一度も見られなかったのが残念でした・・・(笑)

WS000012GPSのトラッキングデータはこんな感じ。
Flat distance: 178 km
Total time: 06:43:46
Moving time: 04:26:51
Average speed: 26 km/h
御殿場からのインチキスタートだったのでトータルディスタンスは180km弱。
まーでも前日にも180km以上乗っているのでそれなりな感じでしょうかね(笑)

前回同様、全体のペースから外れないようにEuro3には全開君で頑張ってもらいました。
なんとかついて行ける感じwwww
もう少しパワーがあればよいですね・・・
楽しい1日でした。
皆様、今回も参加させていただきありがとうございました。次回もよろしくお願いいたします。

<おまけ>
今ひとつ使い方が難しいアクションカメラを今回も撮りっぱなしにしてみました。
良いフレームポジションを確保する練習中です。
綺麗に撮ろうと前走する方との車間が詰まってしまう事があります。煽ってる風になってしまいますが、オーバーテイクしたりはしませんので練習にご協力いただければと・・・・(笑)
これはサンプル

廉価なカメラなので、このぐらいの画質が限界のようですね。
未編集で、まとまりはありませんが、前回同様データはお店に持って行こうと思いますので、お暇な方は見てみて下さい。

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MALOSSI RS24 ファーストインプレッション

img20150710182554821<画像はベスパ屋さんからパクりました スミマセン!>
ショックアブソーバをマロッシ社製のRS24に換装しました。
マニュアルを参照すると・・・
(あ、マニュアルお店に置いてきてしまった!!親方捨てないでー・・・下さい)
コンプレッションのダンピングを24段階に調節出来ると書いてあります。
だからRS24なんだーと納得するも、アジャストダイヤルのクリックは全部で19回www
なんど試しても19回。前も後も19回。親方に確認しても「あ、僕のも19回ですよー」というご回答でした。
まーいーや(笑)
まずは前後ともにマックスダンピングから9クリック戻し、ここをコントロールとしてセッティングしていきたいと思います。

とりあえず、お店からの戻りで約20km、首都高を50km。都内からC1→3号→東名で御殿場経由で箱根に抜ける130kmでのインプレッションですが・・・
ノーマルに比べてコンプレッションもエクステンションもダンピングがしっかり効いています。ジワーッと荷重が移動していくのが体感できます。
好印象なのが、フロントサスペンションの動き。ノーマルは少し強く制動すると、グラッと前方への極端な荷重移動が起こりリアの荷重が抜けます。そのため車体の押さえが効かず、ホイールロックまでのタイミングが早かったのですが、このダイビングがかなり抑えられています。しっかりと奥までブレーキを使えるようになりました。

それからショックの全長が長いために車高が上がりました。スタンドアップした状態で、フロントのサスペンションリンクは明らかに開大した位置になっています。そして純正よりケースが短くシャフトが長いので、有効ストローク長も伸びていると思われます。

フロントのプリロードは箱入りのまま、リヤは1cmほど懸けた状態で装着しました。
現状フロントの車高アップのせいか、車体のタチが強いです。ノーマルの鼻先が軽薄な感じは無くなりましたが、少しどっしり感が強いかな?という印象です。雑に表現すると曲がらなくなりました。わかってしまえば安心して倒し込めるので、ワインディングの下りやサーキットなんかでは良いかもしれません。
ユルく乗る時にちょっとアンダー過ぎる気がするので、ほんの少しだけクルクル感が欲しい気がしています。
目論見的にはフルロード時で前後水平か少し後ろ下がりぐらいの状態でバランスを取りたいと思っています。現状よりもほんの少しだけハンドルが効く様にしたいですねー。走容の変化から鑑みると、換装のメリットはダンピングアジャストよりも前後の車高が弄れるという部分の方が高いかもしれません。
しかし、リアのプリロード調整は想像以上に調整がめんどくさい。(タイヤを外す→カニ目をブラインドで入れる→ちょっとしか廻せないww)緩めたり締めたりするナットやボルトの数を考えるとショックそのものを外すか悩むくらいです。最初なのでがんばりますが(笑)

高荷重をかけるシチュエーションはありませんでしたが、ブレーキリリース後にフロントリンクがピョコンと戻ってフロントが抜重してしまったりするのもしっかり抑えられていてグッドフィーリングです。
(欲を言えばフロントだけはエクステンションダンピングのアジャストが有ったら面白いと思いました。RS24-10ってのがラインナップされているので、PX用にもリリースして貰いたいです。)

箱にはレーシングショックアブソーバとプリントしてありましたが、タイヤをしっかり使う事ができるようになるセーフティデバイスだなーというところです。もちろんスポーツ走行にもバッチリだと思いますけどね(笑)

やはり、チューニングはタイヤとサスペンションに始まり、タイヤとサスペンションに終わるんだなーと再認識しています。
もう少し乗りながら弄ってみます。

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