カーボンエンドが相当格好良いマロッシマフラーです。
下の画像はストック状態。ホモロゲーションマフラーですのでストレートな構造では無いと思いますが、消音・静音を目的としたデシベルキラーが装着されています。
こんな感じ。装着の是非を判断できなかったので、グレートベスパオレンジ様のマシンを拝見させて頂くと・・・・付いてました。という事で私もつける方針に決定(笑)
マロッシ様のサイトでは、このマフラーのステンタイプとブラックタイプの2種と「RACING dB Killer」と商品が表示されます。この段階で良く説明を読めば良かったのですが、デシベルキラーはオプションであろうという先入観から確認せずにマフラー本体とデシベルキラーをオーダーしました。
そして商品が届いてみると、マフラーには上の画像のようにデシベルキラーがセットされていました。しかも外せない様に溶接で封印されていました。(これを外すとホモロゲーションが無効になる)
「なんだーもともと付いてんじゃん!!」と思ったのですが、よくよく見比べてみると標準装着されているデシベルキラーとレーシングデシベルキラーの形がかなり違うことに気付きました。
例によって自分の手は汚さずに、親方に封印チップをはじき飛ばしてもらい、ユーロ圏ホモロゲーションを無効にし、標準装着されているデシベルキラーを外して見ました。
<左:レーシング 右:スタンダード>
画像上がマフラー出口になりますので、排気ガスは下→上に流れていくことになります。
スタンダードはサイドに合計6カ所パンチホールがあります。レーシングはパンチホールなし。
<左:レーシング 右:スタンダード>
レーシングは単純なパイプ構造。スタンダードはメクラブタ風にプレートが溶接してあって、そこに1つパンチングが施されています。
レーシングはガスの流れを妨げずに排気できるのに対してスタンダードは分散配置された穴からの排気になる感じです。消音という部分では一度壁に当たったほうが有効に機能しそうですよねー
穴の総面積的にはほぼ同じ大きさなので、排気効率に差が出るのかは不明(笑)
実際に装着してみて聞き比べてみましたが、その差は「レーシング少しだけウルサい?」という程度。
とりあえず、無駄な買い物をしたという事実を無くすためにレーシングを装着することにしました。
<おまけ>
デシベルキラー無しだとかなり勇ましいサウンドなんですが、ベスパのECUを書き換えてくれる所もないし、そもそもメーター読みで140km(GPS計測上で130km弱)しかで出ないローパワーマシンが無駄にウルサいってのはダサいのでやめました。もうオジサンだし(笑)