キャブレターセッティング その2

さて、キャブレターのセッティングの続きです。
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前回のセットがこんな感じ。
S/J55-160 M/J102 BE3 A/J160

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①メインジェットの雰囲気を把握するために一旦濃い番手に戻します。
S/J55-160 M/J110 BE3 A/J160
標準セットされてきた#116は濃すぎなので、エアジェットから見当を付けて#110をセットしました。
低回転からドワッっと来る感じがあります。
しかし、上は回らず。
フルスロットルでベロベロいっているところからチョイと戻すとヒョイッと加速します。
オヤカタに伺うと「濃い」時の典型症状とのことでした。

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②スロージェットを1番手薄いものに変更してみました。
S/J48-140 M/J110 BE3 A/J160
ちなみにこの番手は、PX150Euro3のノーマルに挿すと乗りやすくなるものと同じです。(150cc濃いめと判断する事も出来る)
全域にわたって落ち着き感が出ました。
しかし、落ち着いたのか?線が細くなったのか?と表現するかはちょっと微妙という印象。
正直、この時点では判断できず。

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③メインジェットを再び薄い番手へ・・・・
S/J48-140 M/J106 BE3 A/J160
レブリミット付近での#110ベロベロ感が気になるので、メインジェットを#106へ。
なんとなくそれっぽく回るようになりました。
でもなんとなくおとなしい風?でしっくりこない。

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④本日の最終セット。
S/J55-160 M/J106 BE3 A/J160
48-140と比べ、スロージェットは体感的にパワフルです。
実際乗って見ても操りやすい。
メインジェトはそれっぽく吹けてくれるので現状はこのまま。
経験が無いのでちょっと判断しかねますが、全体的にはまだまだ濃い局面があるような気がします。
ついでなので、#104を入手後、改めてトライしてみたいと思います。
(#104を買えば、#102~*110まで揃うwww)

とりあえず まーまー風(笑)

<おまけ1>
上記セットでGPS計測上109まで出ました。
アクセルのツキやフケもこんな感じかな?の範疇。
日常的な使用形態を考えると十分風ですか。ホントは燃費の事を考えたりもしないといけないそうなんですが、謎が深まるばかりなのでとりあえずはパス。
4速全開で小一時間そのままというケースもあるので、セッティングそのものを理解できない現状では意味もわからず追い込むのはやめて少しずつ安全策でいきたいと思います。

<おまけ2>
スロージェットを混合比順に並べていますが、55-160と48-140は0.01しか差がありません。
小数点第2位まで常態桁数とした際にはその値に有意差は無いはず(笑)
にも関わらずフィーリングが大きく変わるのは混合比が同じでも#160は160、#140は140で時間当たりの噴射総量が異なる為かと推察できます。そう考えると50-160は混合比は大きくなって薄いけど、噴射量は140や120より多いということになります。うーん・・・・謎だwwwwww

 

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