Monthly Archives: 2月 2016

GTS300 ファームウェアアップデート その1

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今日はGTS300Touringのファームウェアのアップデートをしてきました。
ピアジオ社の純正テスタープログラムP.A.D.S.を接続します。

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<ここからはスクリーンショットです。>
アプリケーションを起動するとピアジオグループの系列車輌ズラッと並びます。
うーん・・・ベスパ以外の車輌もコイツがあれば乗れるって事か・・・・
ちゃんとしてるのはアプリリアですが、欲しい車輌が無い。RSV4 Factory APRC ABSとかはおぉぉーって思いますが、形が嫌い(笑)
モトグッチのV7Racerはチョー格好いいのですが、エンジンがクソ遅いのがダメです。
って、話が逸れました・・・ベスパの項目をクリックします。

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「GTS ABS/ASR」→「300」→「電子制御エンジン」と項目を選択します。
接続が完了すると車輌情報が表示されます。
(画像はエンジン停止状態です。)

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新しいファームウェアがある場合、アラート画面が表示されます。
アップデート中・・・・

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更新前のファームは2014年12月19日、4530CO21ってのがバージョンと思われます。
コレが2016年2月7日、4530CW22というバージョンに書き換えられました。

更新によって体感できるほどの変化があるのかな?と思っていましたが、乗り出してみると予想外に違いを感じる事ができました。
インジェクションベスパに乗っているのであれば、整備ついでに必ず定期的にテスターでのステータスチェックをしておいたほうが良さそうです。しっかりコストをかける部分だなと思いました。

<おまけ1>
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P.A.D.S.のメニューに「調整」という項目があります。
GTS300Touringを接続すると、ASR有効/ASR無効という項目が表示されます。
車輌側では操作できないASRですが、テスター上では動作解除できます。
ハイパワーな車輌では大変重宝するトラクションコントロールですが、GTS300のような非力な車輌だとあまり有効なシチュエーションに出会いません。
むしろ、「ココだ!」と思ってスロットルをワイドオープンしても、ピコピコっとスマートに介入されてしまって楽しく無い事が多かったりします(笑)
タイヤ交換時に一度キャンセルしてみようかなーと思ってます。

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Racing Apes wwww

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明け方にふと目が覚めたらこんな表示が・・・
とりあえず、寝ぼけついでにフォローしましたが、改めて見てみるとRacingApesというアカウント名です。すげー!

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サーキット内の清掃・整備車両風にしか見えなかったのですが・・・・

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ワンメイクレースじゃん(笑)ウケる!
うぉー何じゃこりゃーと思って上の画像を改めて見直すと、ルマン式スタートのショットだったことに気づきました。マジっすね(Apeのくせにwww←褒めてます)

刺激的すぎて脳内的にはもう十分風なのですが・・・・image
ロールケージを装着して・・・ん?んんん?フロントになんかついてるー!!
補助輪ですか?これ・・・ありえねー(笑)

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安心して下さい・・・・付いてます(安村風www)
転びません 転べませんって、補助輪は使い捨てなんですかね?
冷静に考えてみるとストリートパーツとしてイケそうですよね(どーでもいいですけど!)

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カッケー!
グループAの縁石カット?Bカーの3輪走行?
ググッと高荷重な車体姿勢とシビアなラインカットが凄すぎる
Apeのくせに(笑)

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シリーズ戦な模様www

今度お店に行ったら親方にもワークス体制で参戦することをお勧めしてみよう(笑)

嘘です

<おまけ1>
世の中にはApe以外にもいろんな車輌があるのにあえてApeってのが凄い!
まーユーロ圏では我々の想像以上にApeがオーソライズされているので変では無いのかもしれませんが・・・・

<おまけ2>
少し前に私のツイッターをマロッシ様がフォローしてくれた(私はフォローしていないけどwww)のは「お!」と思いました。
で、今回も「お!」と思ったのですが、冷静になってみるとアペはベスパでは無いですよね。
っていうか私はアペ派には属してないぞ!
ベスパな方々ともリンクされたい!

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PX150Euro3な日々

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ここ数日は遠出の用事が無かったので、駐輪場に放置していたPXを引っ張り出して乗ってます。
画像は11月16日に撮影しています。この時点で18250km
先ほど出かけた際、チラッとオドメータを見ると・・・18500kmを示していました。

あれー?250kmしか乗ってない。
なんてことだ・・・いけてませんねー

やっぱりベスパはハンドチェンジに限ります。
そもそもクラッチの付いていないモトなどクソです。(私見&刹那的感情ですww)
オートマチックに乗ってみると、ライディング中にクラッチをかなり活用している事に気がつきます。
エンジンブレーキを始めとする動力伝達調節が出来るっていうのは、車輌コントロールという部分では結構なアドバンテージ何じゃ無いのかなーと改めて思ってしまいました。

ホントPXって良いですねー

<おまけ1>
PX150Euro3がいよいよ今年で生産終了になると、ベスパのラインナップはオートマチックオンリーになってしまいます。
デザインはともかくとして、性能・品質は国産と大差なし、価格は高く、そして国内のサービス体制はお世辞にお良くないという現実に直面してしまうと、今後日本でのベスパはどうなってしまうのだろうと余計なお世話ですが心配になってしまいます。
素人目に見ても日本からベスパ撤退とかも普通にあり得そうな気がしてしまうのがおっかないです。
このままの形でABSを付けたりインジェクション化するのは無理なのはしょうが無いのですが、モノコックとハンドチェンジは何らかの形で継続してもらえると良いなーなんて思います。

<おまけ2>
ツーリング風通勤で使い倒しているGTS300は週500kmペースで着実に距離を伸ばしていますが、オートマッチというのはホントにオートマチックで何にもすることがありません(笑)iPhoneで映画を垂れ流しながら乗ってはいるものの、最近はちょっと飽きて来ちゃいました(笑)
親方格言シリーズ第1弾!

「名車でも、一万キロのったら、飽きちゃうよ」

*字数の関係上一部修正しましたwww
まさに!って感じですよね

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GTS300 始動性悪し・・・

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<自家畑で大根・ブロッコリ・タマネギを収穫wwwww>
逝ってしまっていたプラグを交換することで改善するだろうと思われたエンジン始動性ですが、変わりませんでした。

相変わらず冷え切った朝イチは全然エンジンがかかりません(笑)
ホントに「これでもか!と」セルを廻し続けないといけません。困ったなー・・・

あとは、マロッシ様のO2センサキャンセラですかね。
O2センサ → ECU
ECU → インジェクタ
のラインをインターセプトして信号変調をかけるデバイスですが、冷間時の始動になにかの影響を及ぼしているかもしれません。

とはいっても、始動時にO2センサは関係ないはずなので、インジェクタのラインですかねー
インジェクタのバイパスラインを外して直結するだけなので検証は簡単なのですが、寒い早朝になかなかやる気が出てこない(笑)
そんなことを言っている間に春になるかなーっと・・・

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やはりケチらずに、コッチにしておけば良かったかもしれません。
(こいつはECUともコネクトして制御をします)

<オマケ>
もともとギリギリの燃調なインジェクター車です。
プラグ1つ取ってみてもキャブ車だったら完全に「薄いでしょ!」っていう感じに焼けています。
ファッション的にマフラーを換えたりするだけでもより薄くなるため、この手のデバイスの装着は必須になるわけですが、所詮は疑似信号デバイスなので、このようなエラーも出てくる事になります。
出来ればECUベース(いわゆるフルコン)で制御してくれるほうが良いです。
イタリア本国にもベスパ様用のスポーツECUみたいな製品は無いのでしょうかね?

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メインテナンス日和

昨日のツーリングは思ったよりも暖かくて心地よかったのですが、逆に今日は結構寒い。
というわけで・・・・と、都合の良い理由を付けて今日もお店へ・・・www
先日のギアオイルに続き気になっていたリヤブレーキのメインテナンスをしてみました。
ペダルの遊びをアジャストするつもりだったのですが、ドラムのお掃除も併せて実施。(オヤカタ曰く、「定期的にやるのがおすすめです」とのことです。)

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サイドカバー→スペアタイヤ→リヤタイヤと外し、割ピンを取ってセンターナットをインパクトで緩めてリヤブレーキドラムを外します。
ブレーキシューを含めて、パーツクリーナーを無駄使いしながら綺麗にします。

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まーこんなところでしょうか。
ドライブシャフト周りまでビチャビチャにして洗って良いのかは不明ですが、別段オヤカタインフォメーションは無かったので、シカトでパーツクリーナーまみれにしてみます。

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そしてドラムです。
予想以上に汚れていたので、こちらは灯油でジャブジャブ濯いでみました。

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綺麗になりました。(大体www)
組み直してから、ブレーキワイヤのアジャスターを使ってペダルの踏みしろを調整して終了。
全てにおいてシンプルな構造なので、作業は簡単明瞭です。
備忘録って前にも書いた気がしますが・・・
センターナットの締め付けトルクは1000kgf・cm(98.07N・m)
ホイールリムナットの締め付けトルク200kgf・cm(19.61N・m)
緩めるのはインパクトで行いましたが締め付けは必ず適正トルクで行いましょう。(インパクトでピュンと締めるのはダメですwww)

<オマケ>
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GTSばかりに乗っている間にうっすらと錆が浮いてしまったBigBoxをついでに拭いてみました。
パーツクリーナーで洗ったままだとダメっぽいので、若干オイリーな仕上げにしてみました。
ちなみにスイングアームを含めエンジンケース全体に噴き戻しのオイルでベタベタでしたが、拘って神経質に脱脂してしまうと予後がよろしくないのでそのまま油まみれで放置しています。
(ベタベタのままにしておいて、エンジンそのものを降ろした際に灯油ジャブジャブのほうが傷まないという噂です。?)

<オマケ2>
お店にある全てのトルクレンチは非常にお高いスナップオン社製のものになりますが、トルク単位はキログラムセンチメーターです。私が持っているプリセット式トルクレンチは全部ニュートン・メートルで、現行のサービスマニュアルの表記も全てニュートン・メートルになっています。モトに乗り始めたころはキログラムセンチメーターだったのですが、今はピンとこない(笑)
本日ハーレ屋さんのおじさんが、「10kgって何ニュートン」っておっしゃっていましたが、確かに換算しようと思うとピンとこないwww
しかし、よくよく考えてみたら、お仕事の場では力の絶対単位として「1kgf・mは9.81N・mです」としょっちゅう計算に使っていました(笑)先入観ってのは恐ろしいです。

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