Monthly Archives: 1月 2016

SHOEI X-Fourteen

X-14 SHOEIのフラッグシップがいよいよモデルチェンジします(春頃らしい)
X-12→X-14となるわけですが、R75規定廃止後のXシリーズ初モデルとなります。
立体形成された帽体と一体化したエアロパーツが目を引きます。

X-14-2 ベスパのライディングポジションだと「どーなんだ?」という感もありますが、サイド〜トップに掛けても大きくデザインがされています。
X-12が元祖ドッキリカメラバリに丸々とした帽体だっただけに非常にスタイリッシュです。球面構造という制約が解かれ、構造的にも機能的にも高次元で統合されてくるでしょうから、気になる総重量なんかも期待出来そうです。
SNELLも最新のM2015規格に対応するはずなので、より高い安全性が確保出来ることになりますね。
私はずっとXシリーズを使ってきていますので、リリースされたらリプレイスする予定。

<オマケ1>
R75規定自体が1974年に定められたもので、つい最近まで放置されていたこと自体が微妙ですが、ご時世に合わない形骸化された規定が廃止されることで、次世代のヘルメットデバイスが登場してくる事でしょう。安全性確保だけではなく、通信やHUD等のデバイスも統合的に組み込まれてきたりしてくれると良いなーと思います。

<オマケ2>
私自身が若かりし頃にクローズドトラックでの大事故を経験(ベッド上固定3ヶ月弱、リハビリ1年以上wwww)していることや、駆け出しの頃にヘルメットごと頭が割れて担ぎ込まれてくるライダーを何度となく目にしたこともあり、半帽やジェットヘルは全く使う気はありません。「街乗りライダーのくせに・・・」とか「ベスパ如きと・・・・」と言われようともスネル規格のフルフェイス以外は使うつもりなし。ノーヘル同然のファッションヘルメットなぞ恐ろしい限りです。もちろんこの辺の判断は各人の裁量によるところなので、もの申すつもりは全く無くて黙々と使い続けるだけなんですけどね(笑)

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Malossi RS24サスペンションキット その1

image 年末に装着したマロッシRS24ショックアブソーバです。
すぐにインプレッションをポストしたかったのですが、チョコチョコとセッティングを変更していたら1500kmほど乗ってしまいました。
で、

換装したらスゴく良くなりました!!

って書こうと思っていたのですが、そーでもない(笑)逆?wwww
PXはその良さを劇的に体感出来たのですが、GTSは「うーん・・・」ってのが本音です。
グレートベスパも「結構変えたっていう部分でプラセボ効果出ちゃいますからね」とおっしゃっておりました。
確かに、首都高の合流部分の導入路等でメーター振りきりのままグーッと倒し込んで行ったときの路面追従性なんかは格段によくなってあまり気を遣わずにスロットルを開けたままにできるんですけど・・・

Malossi様からリリースされているESSサスペンション用のショックは純正に比べ、約10mm程度全長が短くなっています。
たかが10mmなのですが、組んでみると明らかに車高が下がります。
跨がってみるとリヤの腰高がかなり気になる。

一旦そのまま走り出してみましたが、リヤの軽薄な接地感が結構不安(笑)
純正と同じような感じでブレーキを握るとあっけなくリヤのABSが作動してしまいました。
試走コースの最初のコーナーではターンイン時のブレーキングでフロントへ大きく荷重移動し、リヤがズルズルとナチュラルスライド・・・・
よく言えばクルッと向きが変わったと表現する事もできますが、この調子だと下りとかバンピーな路面では怖くて曲がれなそうwww

現状、フロントのプリロードを少し強めに掛け、リヤのプリロードは最弱にして1Gでの車高バランスをなるべく水平になる方向にして、フロントのコンプレッションダンピングを上げて減速時の初期ダイビングを抑える感じでセットしています。

リヤショックはノーマルに比べ、装着後にキコキコしてみるとかなり良さげな動きを示します。心地よく動くので、ずっとキコキコし続けたいぐらい(笑)
しかし、強化されたスプリングレートやダンピングがライダー乗車時においてもその荷重をしっかりと支えてくれてしまうため、ノーマルの様に車高が下がりません。
フロントショック長が短いという関係上、かなりローダウンしてしまうために「前下がり・後ろ上がり」の傾向が強くでます。
また、GTS300にはフロントに装着されているスプリングが柔らかい様な気がします。もうすこしレートを上げて試してみたい。(マロッシ様のサイトにはレートアジャスト用のスプリングがまだ掲載されていない)

スクーターはフロントが軽くてリヤヘビーなので「前傾の方が良い」と言う方も結構いらっしゃるのですが、多分違うかな?って・・・私的にはリヤヘビーだからこそいたずらにフロントに荷重が動きやすいセッティングはダメなんじゃないかなーと思ったりしています。

まー走行性能のほぼ全てを決めてしまうタイヤがウンコなので、で近々(明日とかww)タイヤを新しくしてもう一度セットを試みることにしてみます。

<オマケ1>
ともかく前後の車高バランスが気に入らないので、試してみようかなと思っているのはフロントノーマルでリヤのみマロッシの組み合わせ。フロントショックはあまり換装の恩恵を受けていない気がします。中途半端にサスペンションリンクがボトムしてしまっているせいか、ハンドルカタカタも目立つし・・・
車体安定はなんと言っても駆動輪のトラクションを確保するってのが基本かなーって思ってます。(街乗りや高速道路程度の負荷入力でハードなフロントショックは不要という説もあり)

<オマケ2>
先日、サスペンションのセッティングはいくつ(?)ですか?バネレートはどのくらいの強さにしてますか?というメールを頂きました。
おそらく減衰の強さとプリロードの事だと思います。
装着初期の減衰力は最強の状態から9クリック戻し(中央値)を基準にして上げ下げしています。
(RS24というのは24段階の減衰力調節が出来るという意味らしいのですが、実際の製品は19か18段ぐらいしかありません←その事実を知ったときはかなりウケましたwwww)
ちなみに株式様では、「無理に回すと壊れちゃうから気をつけて!」というアドバイスも頂いちゃってます(笑)
それからプリロードをかけてもかけなくてもバネレートは変化しません。車高調整に使う機構です。
バネレートを換えたい場合にはスプリングを交換する必要があります。
以上!

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VESPA GTS300 Touring ミタ

DSC_0009<画像は私のGTSです>
本日も野暮用を済ませて湾岸線経由で戻る途中、ベイブリッジ手前でGTSらしきテールランプがチラッと見えました。
もしや?と思ってペースを落とさずにそのまま接近してみると・・・

私と同じGTS300Touringでした!(川崎ナンバーでしたね)

以前に東名でお会いした1台と、グレートベスパ氏に教えて頂いたので2台目、株式様のお客さんのお話を伺ったので3台目。コネクティングロッド様の試乗車予定も見たので4台か・・・自分のも合わせると計5台。

なかなか見れないかなーと思っていましたが案外そーでもないですね。
あと15台。見てみたい(笑)

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NGK PMR8A

image <画像は特に意味なし>
先日、早朝にGTSで出かけようとしたところ、全くエンジンがかからない。
かなりしつこくセルを回すも点火している感無し(笑)
ふてくされて一旦放置後、再度始動を試みるとかからないまでも「プスプス感」が出てきました。
それでも始動しないので諦めてかけた直後、「パンッ!」とミスファイヤが一発。
もう1度だけとセルボタンを押したところ、ダルな感じでしたが始動しました。
その後はオートチョークが作動し、高めのアイドリングで回り始めました。

当日、1月12日は外気温が1〜2度ぐらいまで冷え込みました。
始動時は地味にボディに霜が降りている状態でした。(屋外放置のため)

始動不良だった要素をなんとなく考えてみると・・・
・低外気温環境
・プラグコンディション
・O2キャンセラデバイスの装着
あたりが挙げられます。(気化しにくい・火花飛びにくい・増量噴射?)

以前から、始動直後のアイドリング時に失火してエンストした事が1回、停止状態からの全開加速で失火してもたついた事が数回。
今回の始動不良も含めて考察すると、プラグが寿命で逝ってしまっている線が濃厚かもしれません。
それに、「寒い+噴射多め」が重なって目に見える形で症状がでたのかなと・・・
距離的にはそろそろというか過走風ですのでメンテ不足が起因した不具合って感じかな?
(どうしてもGTSは小まめに手を掛けてやろうという気にならないwwww)

というわけで、まずはプラグです。
純正はチャンピオン社製のRG4PHPというプラグが装着されています。(いるはず←自分では見ていないwwww)
チャンピオンのプラグはダメ(私見)なので、国産にリプレイスします。
NGK PMR8A
NGK社製だとPMR8Aというのが適合プラグのようです。
親方に伺うと、「在庫あり」って事なので自分で購入せずお店で交換することにしました。(出来れば自分の手ではやりたくないなっ!と・・・♥♥♥)
そろそろ10000kmなので、全体的にチェックが必要ですかねー

<オマケ>
一旦、amazonでお高いプラグを購入しましたが、「GTSはプラグ減りますよ」と親方のコメントでヤメマシタ
お高いプラグはいわゆる「減る」エンジンにはめっぽう弱い気がしますので、普通プラグを短期間で使い捨てたほうが良さそうな気がしています。1度くらいは試してみるかもしれませんが・・・

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おまえ(達)はもう死んでいる?

image<リヤタイヤ*フラッシュ撮影です>
GTS300TouringにはMICHELIN CITY GRIPが標準装着されています。市街地走行にフォーカスしたプロダクトのようで、サイプ(横溝ですね)の入り方なんかはそんな雰囲気を醸し出しています。インフォメーションを見ると、白線やマンホールで耐スリップ性能を追求!って書いてあります。高性能な街乗りタイヤという位置づけです。
間もなく走行距離が10000kmに達しますが、スリップサイン到達まではまだまだです。
マジで?って感じなのですが・・・・減らないです
5000kmで無くなるってのがいままでの認識なので、1人で日々驚いてます。
市街地と高速しか乗らないので、ショルダー部分はせいぜいローテーションの矢印を踏むくらい(最外周のヒゲは殆ど残っています)なので、接地頻度から考えればこの部分はまーこんなものかな?と思うのですが、常時使用する中央部〜中間バンク域が予想以上に残っています。
見た目はこんな感じで、私的には「不自然風?」なのですが、荒天時のASR介入タイミングが早く目立つようになってきました。また、フロントタイヤへの追従感が落ちてきたのも体感するようになってきました。

imageそしてこちらはフロントタイヤです。こっちは更にスリップサインはまだまだ風なのですが・・・サスペンションリンクの構造上からか、オートマベスパ特有のハンドルカタカタ現象が出るようになりました。ESSサスになる前の旧サスペンションリンクでは著明に認められるようですが、私のGTSでもかなり目立つようになってきました。

ということで、前後とも終了風ですかね?
見た目の溝はともかく、偏心摩耗に伴う周長やバランス変化が生じるでしょうし、ゴムそのものの性状も下降線を辿るはずですのでね。
やっぱりラインタイヤは(見た目)減らないって事で・・・(笑)

予定通り10000kmでタイヤ交換を実施したいと思います。
距離的にも熟れてきた(こなれてきた)ので、ハイパフォーマンスタイヤに換装してGTSの持つ性能をしっかりと体感してみようと思います。

<おまけ>
最近は隣国社製の製品で燃費タイヤor減らないタイヤってのがスクーターで流行っているそうです。減らないタイヤはグリップしていないわけでしょうから危ない。日本は多種多様の世界最高性能タイヤが安価に入手出来る国なわけですから、タイヤはケチらずに乗りましょうと自分へ言い聞かせてみます(笑)

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