Monthly Archives: 4月 2016

Euro5とABS(CBS)

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ラストイヤーということで話題のPXですが、ベスパ好きとしては今後も生産し続けてくれるとうれしいなーとも思います。
日本でPXが走り続けるためには「排ガス規制」と「ABSもしくはCBS」、「OBD」あたりがキーワードとなりそうです。

排ガス規制は環境配慮に積極的なユーロ圏の基準がワールドスタンダートになっているようで、日本もユーロ圏に準じています。また、今年の7月により水準の高い新規制が公示されることになっています。
抜粋してみると・・・
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1.現在、WMTCモード法が適用されている二輪車(総排気量が 0.050 リットル以
下で最高速度が 50km/h 以下のガソリンを燃料とする原動機付自転車を除く。)
について、規制値を以下のとおり強化します。
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WMTCモード法というGTR(世界統一基準)が、日本で始まったのは2012年からになります。
輸入車に関しては2014年9月1日からの適用となっています。
PX150Euro3のリリースは2011年なので、2014年夏までの車輌は適用外でそれ以降はこのモードで計測しているって事なのかな?
PXの場合、
総排気量 0.050 ㍑超 0.150 ㍑未満かつ最高速度 50km/h 以下、又は、総排気量 0.150 ㍑未満かつ最高速度 50km/h 超 100km/h 未満の二輪車(クラス 1)
にカテゴリされるので、
一酸化炭素2.2→1.14
炭化水素 0.45→0.30
窒素酸化物0.16→0.07
という感じに基準改正されることになります。
(意味はよくわからないwww)

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2.燃料タンク等から排出される燃料蒸発ガスの測定方法及び規制値を定めます。
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燃料蒸発ガス?なんだそれ?チャコールキャニスターとかの事ですか?
鉄の缶にガソリン入れて重力で給油しているPXにはそんなもん付いてないですよねwww

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3.排出ガス関連部品の故障を運転者に知らせるための車載式故障診断装置の義務付け及びその技術要件を定めます。
対象項目
-モニタ項目-
○ センサ類の断線・故障
大気圧センサ、吸気圧センサ、吸気温センサ、水温センサ、スロットル開度センサ、シリンダ判別センサ、クランク角センサ、O2センサ、O2センサヒータ、一次側点火システム、排気二次空気システム等
○ 燃料噴射補正量の監視等による燃料システムの故障
-システム等-
○ 故障復帰後の警報解除、故障内容の記録、走行前機能確認
○ 警告灯、外部診断装置との通信プロトコル及びコネクタの ISO規格対応
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OBDステージ1の事かな?
こんなモノはPXに付けられない(笑)
無理風か・・・

ただし、輸入車に関しては2018年 9月 1日以降適用となっていますので、Euro3が現行基準内に収まっているのであれば2018年までは大丈夫?

ブレーキに関しては、
継続生産車は2021年10月からABSもしくはCBSの装着が義務化されるとなっているので、こちらも時限的には余裕があります。
ABSとCBSに関しては採用できるのであれば採用した方が良いデバイスと思っています。
COSAなんかは油圧ドラムのCBS(でしたっけ?)を先進採用していたぐらいですしね・・・

そして、ユーロ圏以外を見てみると・・・
台湾・ブラジルはEuro4に移行していますが、
中国 ・韓国 ・タイ ・インドネシア・インド・パキスタン・トルコ・コロンビア・チリはEuro3、
フィリピン・ベトナム・マレーシアはEURO2で、シンガポールはEURO1のままとなっています。
検討中の国もあるようですが、2020年まではこのままっていう国がほとんどな模様です。

「年間に何台ですか?」っていうぐらいほとんど車輌が売れない日本市場のためにピアジオ様がPXを継続生産するという事はあり得ない(メリットなしwww)でしょうけども、上記のような国がある間は、引き続き生産してくれそうな雰囲気を感じます(笑)
なので、工場のラインが停まらなければ、2018年8月までは正規に輸入・販売してくれそうな気もします(笑)

一応、「今年で最後ですww」とピアジオ様もピアジオジャパン様もアナウンスされているようなので、あくまで個人的な妄想です。

<おまけ>
現実的には国内における軽2輪(いわゆる250cc以下)や各種原付自転車の登録は事実上規制が無いのと同じなので、実際には車輌やエンジンの状態に関係無く登録出来ます。特に輸入車に関しては、どんなかたちであれ国内に持ち込んでしまえば登録出来てしまいます。そう考えるとピアジオ様が作るのをやめてしまわない限り、日本で販売が終了してもあまり関係無いかもしれませんね。

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177cc

ちょっと前のポストの続きです。

ポリーニ様以外のキットも確認しています。
数値上の排気量は177ccですが、細々仕様が異なるので確認中www

まずはピナスコ様からと思ったら・・・・
WS000000
Google様がこんなメッセージを付けてます(笑)

方針を変更してスクーターセンターでチェックしてみました。
WS000001
これですね。(アルミだけどセンタープラグじゃないヘッドのキット)
ボア×ストロークは全く同じです。

それから こんなのも見つけました。WS000002
BGMブランドのシリンダーキット
画像ベースでは面白いデザイン風ですね。
Newって表示されているから新製品でしょうか?
BGMのサイトにはまだ出ていませんねー
(BGMはスクーターセンターの自社ブランドですww)

選択肢多いなー

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PX150Euro3 ライトスイッチナクナッタ

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私自身は常時点灯のためにLED化したばかりですが・・・
最近のPX150Euro3はライトスイッチが無くなりました。
シンプル~~!

一方で、生産終了間際のこのタイミング?とも思っちゃいましたが・・・・(笑)
ボタン1つでも仕様変更って結構コストがかかりそうな気がします。
ヨーロッパ方面でライトスイッチ付けちゃイケないエリアってあるんですかね?
あと、ヘッドライトバルブはH4なのでともかく、テールのポジションやブレーキランプは旧態な豆電球なので、「バイクは昼間もライトオン」に実用的に適応できるのか?という疑問があります。
電球が切れたら換えるだけですが、あんまり間隔が短いのは面倒くさい風。
まー常時点灯は大事ですけど

いままではPXはクラシックモデルだから平気なんだと思い込んでいましたが、
気になったのでちょっと調べてみました・・・
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・道路運送車両の保安基準の細目を定める告示
(省令 平成十四年七月三日国土交通省令第八十四号)
の第143条6項-12に、
「二輪自動車及び側車付二輪自動車に備える走行用前照灯及びすれ違い用前照灯は、原動機が作動している場合に常にいずれかが点灯している構造であること。」
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っていうのと、
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・道路運送車両の保安基準第2 章及び第3 章の規則の適用関係の整理のため必要な事項を定める告示
(平成二十一年十月二十四日)
の第29条7項にも、
「二輪自動車及び側車付二輪自動車に備える走行用前照灯及びすれ違い用前照灯は、前各号の規定によるほか、原動機が作動している場合に常にいずれかが点灯している構造でなければならない。」
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って記載を見つけました。
コッチには除外しますって附則があって、
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平成十年三月三十一日以前に製作された二輪自動車 第七号及び側車付二輪自動車(輸入された自動車以外の自動車であって平成九年十月一日以降に指定を受けた型式指定自動車及び認定を受けた型式認定自動車を除く。)
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との事。
平成10年は1998年か・・・
PX150Euro3としてリリースされたのが2011年なので・・・・ダメじゃん(笑)
ライトを点灯しているかどうかじゃなくて、ライトスイッチが付いている時点で違反って感じ・・・

「見た目が古いからオッケーじゃね!」ってそのままにしてたとか?(笑)

「製造」じゃなくて、「製作」っていうのがポイントなのかな?
PXが出たのは1981年でしたっけ?(←こういう話は全然知らないwww)
ZAPM…某で始まるからって解釈だったらオッケー風かもwwwww

そう考えると、停められたときにキレ気味に「ライトスイッチついてんだけどなにか?」と文句言うのは危険って事ですかね。
買ったときから付いていたかどうかはその場で判断しようがないですし、そうだとしてもスイッチの存在自体が違法って事ですからねー
針小棒大に表現するのであれば、この新スイッチが登場したことで、2011年~2015年モデルのEuro3はグレーからブラック風の車輌になってしまったとも考えられます。(そんなわけねーかwww)

まーもう一度書きますが、
モデル末期のこの時期に、なぜこんなしょーも無い箇所の仕様変更をしたんでしょうかね?
気になるなー・・・・

<おまけ>
IMG_0275
私のスプリント125はベトナム生産のアジア仕様なので、普通にライトスイッチが付いてます。(上段)
さらに、LEDインジケータのオンオフも付いています(中段)
両方とも常時、offですwwwww

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プラグ交換(NGK社製BR6HS)

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気がつけばPX150Euro3の走行距離が18000kmを超えてました。
あれ?プラグ交換っていつしたかな?

新車からの点検履歴は知らないので、5000kmで一度交換したと仮定して10000km付近で1度交換しています。その次は15000kmなのですが、やってない(笑)

というわけで、新しいNGK社製BR6HSと交換しました。
画像は使用済みプラグです
減ってますね(&終わってますねwww)

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バランスウエイト ハズシタ

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今日はGTSに乗っています。
手放し運転時のガタガタブルブル問題対策として、まずはフロントホイールに貼付されていたウエイトを外してみました。

うーん・・・震えてるね 笑
いままでが60→40辺りでガタブルいってたんですが、90→80辺りにシフトしちゃいました。

しかしバランスウエイトを外しただけで、症状が変わったという事はバランス是正すると改善されるという可能性が示唆された事になりますね。
GTSの様な小さなホイールでバランス取らないとイケてないという経験は初めてですが、原因究明のために手作業でしっかりバランスを取りたいと思います。

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